読書レビュー。週に1〜3冊は読書をしていて、ストーリーやら感想などを忘れないうちに書いておこう。
数十年後も続けていますように・・・(毎週火曜日更新予定ですが本を読み終わったら書き込みます)
 
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【2007.08.23 Thursday 】 author : スポンサードリンク
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柴田博 - 日本人の栄養の常識 (2007)
この本は凄い。
マスコミが垂れ流す嘘の情報に惑わされずにデータを示すものである。

あるある大辞典のような、いい食品、悪い食品に分けることはナンセンスの極みであり、いい食品だけを食べ続けても健康になんてなるわけがない。日本人の平均摂取カロリーは発展途上国(2668kcal)よりもわずかに上の2767kcalであり、アメリカの3753kcalには到底及びもしないのだ。

その他脂肪摂取量もアメリカに比べたら半分以下だし、こんなに食品が溢れる中で日本人の寿命が段々と低下しているのである。無理なダイエットは禁物。老化の促進と寿命の低下というまさにやってはいけないことのオンパレード。ベジタリアンにはなりたくないですね。

日本の女性にぜひとも読んでほしい本です。でもきっと変わらないんだろうな。


【2007.07.09 Monday 01:15】 author : bookvader
| 科学 | comments(8) | trackbacks(13) |
池田清彦 - 環境問題のウソ (2006)
 地球温暖化、ダイオキシン、外来種問題、自然保護の4つのテーマについて論理的に考察し、環境問題についてのウソを暴く本だ。地球温暖化、自然保護については私も以前からその信憑性には疑問を抱いていたが、この本でその疑問が解決し、やはり作られた問題であることがわかった。非常に有意義な本である。
 地球温暖化は本当なのだろうか、確かに気温は上昇しているがそれは都市部限定で地方では温度は変化していない。北極の氷が溶けても水面上昇しない、これは高校で物理を習ったなら誰でもわかるのに、テレビなどでは氷が溶けると海面上昇するなどという妄言があふれている。CO2は温暖化にはほとんど無関係である。私は生まれていないが、1970年代には地球がどんどん冷たくなるという説が一般的だったとも。今では信じられない。
 ダイオキシン、外来種についてはナルホド。ダイオキシンなんて全てはテレビ朝日の陰謀としか思えない。いまの関西テレビの処分なら、テレビ朝日は廃業になってもおかしくはない。それほどこの問題はひどい問題だ。まさしく利権にはびこるハイエナ共といったところ。それにしても、この危機を煽って金儲けという商売魂には呆れるばかりだ。外来種もブラックバスのせいで〜という話はよく聞いていたが、なるほど、歴史を顧みれば日本には外来種だらけだと。しかもいろいろと品種改良をしより日本に適したものにすればいいだけであり、日本にはその技術がある。ブラックバスも品種改良しておいしく食べれるようになればいいのにね。
 自然保護。これも本当に疑問だった。地球を護ろうなんていうキャッチフレーズには反吐が出るほど。だって地球を護るんじゃなくて自分の生活環境を護っているだけじゃんと、中学生頃には思っていたほどのヒネクレた性格だった。まさしく私と同じ考えを持つ作者は私の考えの一歩先を進んでいて、天然記念物、原生林保護などにも反対している。確かに、一匹も捕らせないではなく、繁殖、増殖をさせて一部を国民に還元することで、絶滅種などの対策にもなるし、密猟も減るという主張だ。自然など弱肉強食の世界だし、乱獲しなければ自然に種が増える。なるほど、と私の考えの一歩先を行くだけあり非常に機知に富んでいる。
 とにかく私の中の環境問題に対するイメージを一新してくれた本であることには間違いない。オススメ。

環境問題のウソ
環境問題のウソ
posted with amazlet on 07.05.15
池田 清彦
筑摩書房 (2006/02)
売り上げランキング: 2711
おすすめ度の平均: 3.5
4 科学論を武器に、時勢に抗する著者の論述
5 たしかに
1 批判だけなら誰でもできる

【2007.05.15 Tuesday 00:30】 author : bookvader
| 科学 | comments(0) | trackbacks(28) |
村上宣寛 - 「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た (2005)
この暴露本は凄い。
今まで心理テストの本を執筆していた著者が
その信頼性(信頼度、妥当性)がまったくの嘘であることを告発しています。

まずは血液型人間学が真っ赤な嘘であること。
私もこれは常々疑問に思っていました。
人間がたったの4タイプに分かれるはずないと。

そしてその結果がまったくの嘘であることが実証されています。
こんなの信じているのは日本人だけです。
しかも「あるある大辞典2」でこの血液型人間学を取り上げて
デマが流れているのをさらに助長しているとのこと。


あとはよく就職試験、運転免許で必要な適正試験(性格試験)もあてにならんと。
あれはテスト業者の利権だ。
官僚が天下り、ガッポガポ金が入ってくる。
なんというおいしい利権なんだ。


あとよく当たるものっていうのは
誰にでも当てはまるようにできているってことね。

「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た
村上 宣寛
日経BP社
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おすすめ度の平均: 4.0
4 タイトルの切れ味で買ってみたけど、内容はごく普通だった。
4 やっぱりそうか
5 血液型関連のデータだけでも見る価値あり
【2006.11.14 Tuesday 23:48】 author : bookvader
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菅野聡美 - <変態>の時代 (2005)
タイトルから感じられるほどのインパクトはこの本にはない。変態という言葉の発祥、意味の遷移、時代を担った雑誌などを戦後くらいまでの観点で取り上げている。

私としては世の中にはこれだけの変態という種類があり、それぞれの特徴をあげ、今後人類がどんどんマニアックな方向へ進むとなる、といった論調を期待していたのですが、そういったお話ではなく、ただの事実の羅列になっていることが残念です。

これからは変態の時代だ!!
ぜひとも変態POPバンドCOFYちゃんをよろしくお願いします。

〈変態〉の時代 講談社現代新書
4061498150菅野 聡美

講談社 2005-11
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【2006.01.24 Tuesday 00:17】 author : bookvader
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大口敬 - 「交通渋滞」徹底解剖 (2005)
コンピュータの世界でネットワークエンジニアの仕事をしていると、パケットの流れと車の流れが同じに見えてくる。これは一種職業病だ。3車線が2車線になるところでは渋滞が発生する。これはボトルネックというもので、瓶の首のように出口が細いため遅延が発生するというもの。

まあそんなこんなでこの本のタイトルに引かれて読んでみた。やっぱりネットワークの世界と事情は同じだ。ただ、ネットワークの世界で存在しないのが「サグ」という箇所。「サグ」というのは下りから登りに変わる場所。ここで気がつかないうちに減速してしまい、それが後続車に段々と伝わって渋滞が発生する。ああ、この現象って最近見た映画「The Butterfly Effect」と同じだ。

「ある場所で蝶がはばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる。」
初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス倫理の一つ。

最初に車が減速するとそれが序所に大きくなり遂には渋滞が発生。ということ。

昔テレビでもやってたな。20台くらい車を並べて最初の車が1秒ブレーキをすると最後の車は止まってしまう、ってやつ。

あとはネットワークの世界ではQOS(Quality Of Service)というものがあります。インターネット電話(IP電話、skypeなど)を使っている人も多いと思いますが電話の通信は優先されるべきものです。どんなに混雑している場合でも優先的に電話のパケットを運ぶことで品質を保つというもの。アメリカでは有料レーンというものがあり、このQoSの考え方が反映されているとの記述もありました。

やっぱりこの二つの職業は似ている。道路公団とかの関係者はネットワークエンジニアとかNTT-COMからの天下りの方が適切なんじゃないかなぁ。パケット=車はもう疑いようがない。

渋滞の解決方法はボトルネックをなくすことだ。

「交通渋滞」徹底解剖
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【2005.10.28 Friday 01:01】 author : bookvader
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ファラデー - ろうそく物語 (2005)
ろうそく物語
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高校の物理を受けた人ならばその名前くらいは知っているであろうマイケルファラデー(1791-1867)の公演を本にまとめたものです。

ろうそく一本でこんなにも深い、あまりにも深すぎる化学の世界が見えてくるとは。

ただ残念なのが公演であり、実験をもやっているのでその映像が見れないのがもったいない。「ファラデーのろうそく物語をやってみよう DVD」を発売すれば学校関係者には売れるのではないか??と本気で考えてしまうほど優れた内容であり、映像化が望まれる作品ではないかと思うのです。

【2005.09.14 Wednesday 07:37】 author : bookvader
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