読書レビュー。週に1〜3冊は読書をしていて、ストーリーやら感想などを忘れないうちに書いておこう。
数十年後も続けていますように・・・(毎週火曜日更新予定ですが本を読み終わったら書き込みます)
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

【2007.08.23 Thursday 】 author : スポンサードリンク
| - | - | - |
エドワード・ゴーリー - 題のない本 (2004)
独特の雰囲気でマニアックな人気のあるエドワード・ゴーリーの絵本です。「題のない本」というタイトルに偽りはなく、意味不明もはなはだしい。

擬音の単語と固定カメラのようにある一部の風景の変化を描いた作品です。この作品から一体何を読み取ることができるでしょうか。人によって感じることは様々。

私は楽しいひと時をぶち壊すひとつの要因が全ての物事を台無しにしてしまう悲しみが感じられました。ゴーリーがそういった経験を受けたのではないでしょうか。私個人にも思い当たる節は多々ありますが(笑

京極夏彦もいいけどエドワード・ゴーリーもね。

ひぴてぃ うぃぴてぃ

おくしぼりっく

ふらぴてぃ ふりぴてぃ、

せぁらげいしゃむ

しっぷ、

さっぷ、

すー

さんぶるびぃ すたんぶるびぃ、


題のない本
4309267831エドワード・ゴーリー 柴田 元幸

河出書房新社 2000-11-02
売り上げランキング : 37,509

おすすめ平均star
star題もなければ理由もなく・・・
starひぴてぃ うぃぴてぃ
starはまります!!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【2005.10.26 Wednesday 06:50】 author : bookvader
| 絵本 | comments(0) | trackbacks(2) |
エドワード・ゴーリー - おぞましい二人 (2004)
おぞましい二人
4309268005エドワード・ゴーリー 柴田元幸

河出書房新社 2004-12-21
売り上げランキング : 5,927

おすすめ平均star
star絵が怖い
star秀逸な作品だと思いますが・・・
star何?これ・・・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


Edward Gorey (エドワード・ゴーリー)のThe Loathsome Couple (おぞましい二人)です。1977年に出版された超問題作な絵本です。何で問題だったかというと1965年に実際に起こったThe Moors Murder (ムーアズ殺人事件)が元になっているから。

左ページに1行〜3行の文章、右ページに絵が載っています。殺人鬼となったHarold(ハロルド)とMona(モナ)が産まれてから死ぬまでの過程を描いた絵本。

これは、凄い。子供には絶対に読ませられない絵本です。絵本は子供だけのものではない、大人も読むべきである、何故大人が読む絵本がなかったのか?そういった問いに答えてくれるのがエドワード・ゴーリーの絵本である。淡々と残酷で悲しい物語を綴る。行数が少ない文章なので、その一文にこめられた思いや考えが重く深い。子供が読めるようにと文章を短くするのではなく、日本の俳句のように決められた短い語句の中に詰め込まれた深く鋭い文章がこの絵本からは伝わってくる。

苦しみや悲しみなどを感じさせない無表情な登場人物たち。だがそのタッチは細かくおどろおどろしい。無表情さとその絵のタッチから不安や苦しみ、悲しみ、無常さなどが脳髄にダイレクトに伝わってくる。

残虐だからといって敬遠することなくその深い世界を堪能するのはいかがでしょうか。

そういえば同じムーアズ殺人事件を取り扱ったものでThe Smithsの"SUFFER LITTLE CHILDREN"という曲があります。以下彼らのファーストアルバムに収録されてます。

The Smiths
B00002496VThe Smiths

Warner 1995-02
売り上げランキング : 9,583

おすすめ平均star
star美しくも散ってしまった彼らの記念碑的作品。
star80年代の谷間に咲いた毒の花
star例えば

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【2005.09.27 Tuesday 01:59】 author : bookvader
| 絵本 | comments(67) | trackbacks(5) |