読書レビュー。週に1〜3冊は読書をしていて、ストーリーやら感想などを忘れないうちに書いておこう。
数十年後も続けていますように・・・(毎週火曜日更新予定ですが本を読み終わったら書き込みます)
 
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【2007.08.23 Thursday 】 author : スポンサードリンク
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山口 意友 - 反「道徳」教育論 (2007)
この著者の本は初めてです。三島由紀夫も同じような本を出していたなぁと思いだし、新刊のタイトルに惹かれて手に取ってみました。

序章は一体なんだろうか?いまいち私にはピンとこなかったが、その他の内容は非常にためになる内容であった。たとえば「誰にも迷惑かけてないからいいじゃん!」とクソガキに言われた場合どうするか?といった命題に対して美学という概念で解決策を提示します。昔なら「このバカタレが!」と言ってブン殴れば終わったでしょうが、現代の狂った社会ではそうもいきません。誇り、美学、恥らいがないばかりに無気力の拝金主義に陥った狂気の日本が出来上がっています。戦前が全てよいというわけではないですが、少なくともこの3点が日本人の心の中にはあったでしょう。
しかし、この本を読んだからといっていきなり電車に乗っているアホガキをなんとかすることは多分できないでしょう。だが少なくとも自分の身内くらいは注意をすることができる。それが巡りに廻って数十年後かに実を結べばいいのかなと思います。
夫婦別姓と死刑廃止反対論には胸がスーっとしました。まさしくこれがいいたかったということを作者が論理的に記述してくれています。要は夫婦別姓は自分のことしか考えていない親の責任。夫婦別姓というならまずは「自分の親の苗字からどっちにするか考えろ!」、「子供に二者択一という選択肢がまずおかしい」などとぶった切ります。
今からでも遅くありません。一家に一冊必要な本です。自分の子供のために・・・

反「道徳」教育論
反「道徳」教育論
posted with amazlet on 07.08.23
山口 意友
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3 そこそこ面白いんだけど
5 おすすめです
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【2007.08.23 Thursday 23:03】 author : bookvader
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藤原 正彦 - 国家の品格 (2005)
論理的思考の欠点。
自由、平等の絶対的矛盾。
情緒と形の大切さ。

この3点が見事に私の固定観念をぶっ飛ばしてくれました。
確かに、論理的思考だけでは、理詰めだけでは分かり合えない。
論理的に正しいことが全て正しいわけではないのだ。

人を殺していけないのは「駄目だから駄目」なのである。「以上終わり」

下手に意味などを求めるからいけないのである。

白虎隊の什の掟は初めて知った。

 1 年長者の言うことに 背いてはなりませぬ。
 2 年長者には お辞儀をしなければなりませぬ。
 3 虚言を言うことはなりませぬ
 4 卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
 5 弱い者を いぢめてはなりませぬ。
 6 戸外で物を食べてはなりませぬ。
 7 戸外で婦人(おんな)と言葉を交えてはなりませぬ。

そして最後は「ならぬものは ならぬものです」
要するに「駄目なものは駄目」なのである。

でも1, 6, 7は私は反対!


「自由、平等、民主主義を疑う」という章は秀逸。
現代の欺瞞が白日の下にさらされます。
どこにも自由なんてないし、平等な世界などこの瞬間どこにもないし、
民主主義には欠陥だらけだということがわかる。

かといって他の共産主義やら社会主義を奨励するのではなく、情緒と形を持った真のエリートになるべしと説くのだ。

ちなみに真のエリートとは以下の二点が揃っていることだ。
1.文学・歴史・哲学・芸術等の何の役にも立たない教養を身につけて、庶民にはない大局観や総合判断力を持っている人間
2.いざとなれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概がある人間

著者の意見にはほぼ賛同できるが、全ては賛同できない。
しかしこの本に書いてあることは素晴らしい。
小学校で道徳を教えるくらいなら、この本を読ませた方が百倍マシということだ。

国家の品格
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【2006.01.13 Friday 00:26】 author : bookvader
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本田透 - 電波対戦 (2005)
電波男ほどのインパクトはない。飛び交う顔文字も違和感感じる。インパクトに欠ける。

などの欠点を揚げればきりがない。

しかしこの本での最強のお方は倉田英之である。

自分にとって最強の2次元キャラクタを生みだし、そしてシナリオ書いちゃった。R.O.Dの読子リードマンである。自分の理想を、妄想を具体化してしまった人が最強である。他人の作ったキャラクターにそこまでのめり込めるものではない。完全に悟りを開いたお方である。

こうして日本の人口はどんどん減っていくのであろうか・・・

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【2005.11.23 Wednesday 02:00】 author : bookvader
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本田透 - 電波男 (2005)
革命だ。この本は人類の革命を説いている。マルクス主義なんかぶっ飛ばすとんでもない革命だ!!

3次元から完全に逸脱し、2次元での愛を誓う。電車男なんて所詮2次元よりも3次元の方がやっぱり良かったというただのヘタレである。

日本には昔、お見合い制度というものがあったが現在はそれもほとんど形骸化してしまっている。醜男でも結婚が可能だった時代があった。今は顔がいいか、お金があるかこのどちらかでもてるもてないが決まる。ブ男でもてない、3次元の女からは全くもって相手にされない男たちが2次元へと逃げ込むのは、痛いほどによくわかる。しかし、どうしても3次元への望みを決して消せないのが俗人たる証拠。
それを本田透氏はきっぱりと決別。脳内妻が川名みさき先輩なのである。

だがしかし、決して3次元に存在する我々が2次元の世界へと行くことは出来ないのである。このジレンマに触れていないのが残念だ。

電車男を夢見ているオタクは今すぐにこの本を読んで会心するべきであろう。エルメスなんていう幻想は捨ててモニタの中へと飛び込んでくれ!!


この本で再三取り上げられていた「最強伝説黒沢」が笑えるけれど泣けてくる。喪男だけが涙を流すのだ!!あの福本絵でこんなにも泣けるなんて!!どんなに助けてと叫ぼうとも状況は全く変わりはしないのだ。足掻くしかない。

電波男
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starオレは人望がほしいっ!
star共感するか、せせら笑うか
star福本作品中、No1の感動作

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【2005.11.23 Wednesday 01:21】 author : bookvader
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長谷川 慶太郎 , 中谷 彰宏 - 情報王 (2001)



当てにナンねー。
読み始めて3分でそう思った。

一番最初のエピソードに一番印象に残った地方はどこか?
と問われて「新潟県上越市だ。」と答える下りがあります。
をを、地元かよ!!
と思ったら
「日本海最大のショッピングモールがある!!」
その名も「リージョナルパークだ!!」

・・・・

・・・・・・


・・・・・・・

リージョナルパークってどこ??

ちなみにGoogleでの検索結果

なし・


確かにショッピングモールの近くにはリージョンプラザっていう運動&科学体験施設があるよ。
でもあそこをリージョナルパークとよぶ人はいないし、
そんなところは存在しない。


このことから言えるのは本人の記憶力の曖昧さもさることながら
編集者の適当さだ。

裏を取るっていうのはマスコミにおける最低限の理だろ。
ありもしない情報を投げつけるなんて「情報王」などたかがしれる。
ちゃんと校正してこい。

【2005.04.22 Friday 22:47】 author : bookvader
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齋藤 孝 - コメント力 (2004)


「声に出して読みたい日本語」の作者である齋藤孝氏が
優れたコメントを発信するために書いた本だ。
その一部を紹介する。
実際に日常生活の中で意識していくことで変わるはずだ。

・優れたがコメント力がある人は、一つ一つのコメントが面白いということもあるが、それ以上に、他人との関係の中でその人らしいコメントができる人である。

コメント力をつけるためには、
・それをやっている人がどこにエネルギーを一番注いだに注目すればいい。
・具体的な引用をする
・最初に思いついたことを言わない
・キーワードを文字にすることでコメント力を磨く
・自分でトレードマークとなる決め台詞を作る。
・自分はどの立場でコメントをしているのか、誰に対してコメントをしているのかを頭に入れながらコメントをすることでより的確なコメントができる

トレーニング方法
・相手の行為を逆手に取る
卵を投げつけられて「奴にはベーコンの貸しだ」
・慰める
「なまじ〜より、かえって〜のほうがいい」
・仮定法でずらす
質問をされたときに「もしこれがなかったら、どうなる?」と考えてコメントする
・対句でそろえる
「〜も〜、〜も〜」
・正反対の言葉を使う
「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」
・具体的に絞り込んだ効能書
「どういうときにお勧めなのか、誰にお勧めなのかを限定する」

人を誉めるコメント
・たくさんの知識の中からこれはあれに似ていると指摘する
・第三者の声を載せるとリアリティが生まれる。
・擬音をちりばめる

味に関するコメント
・気づきのあるコメント
「〜でありながら、〜である」
・発見の言葉をつける
「それでいて〜に溢れている」
・大胆な例えを使う
「まるで〜のような」

慣用句
「冥利につきる」
「感極まる、感に堪えない」
「骨身にしみる」
「肝に銘じる」
「断腸の思い」
「貫禄がある、威厳がある」

これらのキーワードを記憶にとどめておくだけで
より一層のコメント能力が得られるのでしょう。

最後のコメントで「恋愛力はコメント力だ」と仰っている。
いかに相手の良いところを気づき、誉めるかは恋愛力の向上に繋がるのだ。
はぁ、それだけでうまくいくんかいな。

【2005.04.15 Friday 20:56】 author : bookvader
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山田ズーニー - 伝わる・揺さぶる!文章を書く (2001)


ベネッセ(旧進研ゼミ)で高校生の小論文教育を担当していた
山田ズーニー氏が文章の書き方を記した本です。

普通のHow To本とは一線を画しています。
高校生と対峙したことで、大人の書き方ではなく、
しっかりと疑問点を洗い、膨大な経験量からこの本を書いています。

私はこの本を読んで感動してしまいました。
本の書き方を紹介したもので感動なんてありえません。

この本で主張していることは「自分の頭で考えて文章を作ろう」ということです。
以下の7点が文章に必要な要件です。

1.意見・・・自分が一番言いたいことは何か?
 自分が考えてきた「問い」に対して、自分が出した「答え」である。
 常に疑問を持って「問い」をたて、「答え」を出す。

2.望む結果・・・誰が、どうなることを目指すのか?
 自分が書くもので人に歓びを与えられるかどうか?
 何のために文章を書いているかを考える。

3.論点・・・問題意識はどこに向かっているのか?
 論点は文章を貫く問題意識であり、はっきりした疑問文で書く
 文章がねじれてしまったときも論点を振り返れば脱線した箇所がわかる。

4.読み手・・・読み手はどんな人か?
 相手の側から見る
 自分と相手の関係の認識はズレてしまいがちなので、
 客観的な立場から見ることが大事。

5.自分の立場・・・相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
 自分と社会との関係性を打ち出す
 まるで自分が関わっていないかのような神の視点でものを見ていないか。

6.論拠・・・相手が納得する根拠があるか?
 いかに視野を広げられるか
 正論を押し付けても意味がない。具体的な解決策を提示する。
 または、解決につながる「問い」を発する。

 ・視野を広げるために
 6.1.自分の体験・見聞を洗い出す
 6.2.必要な基礎知識を調べる
 6.3.具体的事例を見る
 6.4.別の立場からみる
 6.5.海外と比較してみる
 6.6.歴史(背景)を押さえる
 6.7.スペシャリストの視点を知る

7.根本思想・・・あなたの根本にある想いは何か?
 要約することで根本思想が見えてくる
 自分の生き方にあった言葉を探し、言葉を発見し、
 自分を偽らない文章を書くことによってのみ読み手の心は動く。

実際に文章を書く上で基本となる3要素は

1.論点
 何について書くのか。

2.論拠
 意見の理由。

3.意見
 自分が一番いいたいこと。

これがうまく機能していると
「自分が言いたいことをはっきりさせ、その根拠を示して、読み手の納得・共感を得る文章」が完成する。


続いてこの本のテーマともなっている「伝わる・揺さぶる文章」の書き方。

〜説得する〜
説得は相手の理由を知らなければ始まらない

説得は自分に都合のいい理由ばかりを集めることではなく、
反対者の反対理由を押さえて始めて説得がはじまる。

1.結果をイメージする
2.論点を決める
3.意見をはっきりさせる
4.論拠を用意する
5.アウトラインを作る

さらにグレードアップするためには
・自分の論へ反論する

・相手の論拠を押さえる

・視野を広げる
 時間軸を遡ってみる→現代の社会に目を広げる→文献を当たる→問題を整理する→再び自分自身でで意見を出す

・再反論のあるアウトラインを作る
 相手が反論してくるであろうことを予測してその先まで考える

・自分の信頼性を高める
 相手の過去の仕事や取り組み姿勢を調べて、共感した部分を相手に伝えることで相手の緊張感を和らげ人間関係をスムーズにすることができる。

〜お願い文章〜

何をお願いしたいのか→何故お願いしたいのか、を明確に。
自己紹介・・・誰に?どんな価値を提供する仕事か?専門用語を使わずに。

グレードアップポイント
・やる気を引き出す依頼理由
 志に共感してもらう、面白いと感じてもらう、相手がやる必然性がある

・正直な依頼を
 いい情報と悪い情報も正直に書く。相手に決めてもらう。

・自分の立場をバランスよく
 社員としてか、誰かの意思を代弁するか、個人としてか

〜議事録〜

議題を「問い」の形にして頭に大きくはっきり書く

・前後の流れを明示する
 その会議の「前回までの流れ」、「本日の議題」、「次回の予定」を書いておくと
 インプットとアウトプットがはっきりとするので会議が混沌としない。

・会議の位置づけを書く
 「問い」に対してどうする会議なのか?

・「今後の課題」を疑問文で書く
 次の目指す方向性をメンバー全員で共有することができる。

〜志望理由〜

・志望分野をとりまく社会認識
 問題点・原因は何か?

・志望分野との関係における自己認識
 自分は何がやりたいか?何ができるか?
 自分が採用されることのメリットを書く

・先方を選んだ理由
 何故選んだか?どんな理念に共感するか?
 
〜お詫び〜

・反省
 罪を認め

・謝罪
 相手に謝る

・償い
 相手が受けたダメージを償う

テンプレート
1.謝る
2.相手側から見て経緯を書く
3.罪を認める
4.原因を追究する
5.将来に向けた修正を示す
6.どう償うかを示す

〜メール〜

・一番言いたいことは何か決める
 文章の頭にはっきりと書く

・論拠を決める
 幾つかある場合は優先順位を決めるか、一つに絞る

・相手にとっての意味を決める
 メールを受けた相手がどうして欲しいのか?

・内容がわかるタイトル
 「論点」と「相手にとっての意味」をアレンジして付ける


〜読む気を引き出す文章の書き方〜

読み手は文章全部を読んでいいか悪いかを決めるのではなく、
ぱっと見て読むか読まないかを決める。
そこでタイトルや文頭にリード文を書いて読み手の興味を引くことが大事。

・効能を示す
 読み手がこの文章を読むことでどんなメリットがあるかを端的に示す。

・読み手にとって切実・身近な話題とリンクさせる
 読み手の話題と自分の文章の接点を考える。
 まず、相手の話から入っていき、次第に自分が書きたいことを書く。

・タイムリーな話題とリンクさせる
 世の中の話題が集中している事件などと自分の文章を関連づける。

・面白そうな独特の世界を醸す
 独自の世界観を持つ文章で読み手の興味を引く

〜思考停止ポイントを探す〜

会社の社長やカリスマ性のある人物が発言したことを鵜呑みにしてしまい、思考停止に陥ってしまう。例えば「○○さんもおっしゃるように、・・・・」のように誰かの発言に寄りかかってしまう。自分がどう思うか感じるかが大事。

女性はよく「かわいい」を連発してしまう。これも思考停止のひとつ。
(高校時代にあまりにも不思議に思ってどこがかわいいのかを問い詰めたことがあります (笑)、やはり思考停止に陥っていて答えられませんでした)

(私も文章で「素晴らしい」を使うことが多いので、これを使わないように心がけてみます。思考停止を伴う言葉を禁止にすることで他の表現方法や自分の表現が見つかるのでは)

思考停止を発見するポイント

・自分が信頼を寄せている人物は?
 その人の言うことを租借しないで人に広めていないか?
・自分が優れていて、他人に劣ると思うのはどんなときか?
・最近人に何か強く勧めたか?
・会議や会話の中で連発する言葉はあるか?
・自分の発言の中で「絶対」をつけるものは何か?
・自分のモットーは何か?

〜自分に正直であること〜

失敗を恐れては文章をかけない。
ときには間違ったことも書く。
今の自分に正直であること。
失敗も経験の一つ。

早いうちから自分の意思を表現して打たれ、失敗を体の感覚に焼き付ける。それが表現力を磨き、成功体験を重ね、熟練していく。

正直という戦略

文章を書く上で最も有効な戦略。


〜言葉は不自由な道具〜

同じキーワードで議論を進めていくうちに相手と自分のキーワードの認識が合っていないことがあります。言葉は伝達表現のひとつに過ぎません。

言葉は不自由な道具である

「いまさら言うことでもないけど」「照れるから」などといって逃げずに、怖がらずに「根本思想」のコミュニケーションをとることが大事。

〜あなたと私が出会った意味〜

あなたが好きな人にプレゼントを贈るとしたら次のどの方法を取りますか?

1.自分があげたいものをあげる
2.相手が欲しいものをあげる
3.相手のこれまでの趣味にない、新しい引き出しを開けるようなものをあげる

まず1、自分が好きなものなので相手も喜ぶでしょという発想。
でも本当に相手も喜ぶのか?

次に2、相手が好きなものなので当然相手は喜ぶ。
でもそれって放っておけば相手が自分で買ったのでは?

自分という存在が関わる意味は何だろうか??

常に読み手にとって心地の良いことを書いていけば相手には嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味もなくなってしまう。

いきなり自分VS世界という構図ではなく、まずは一対一の関係性を。
相手に向き合ったときに、その相手だからこそ言いたいこと、自分にしかいえないこと。それを見つけるだけでも十分意味はある。

あなたには書く力がある

いつかどこかであなたの文章を読みたい。
【2004.12.25 Saturday 20:42】 author : bookvader
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高橋隆雄 - 最短・最速で答えを導き出す技術 (2004)



コンピュータの思考方法を学ぼうという本です。人間のように曖昧に考えるのではなく、単純な物事に分解していくことで、複雑な問題も簡単に処理できる場合があります。

・確かな因果関係が存在しているか
・数値化することでもっと端的に示せないか
・グレーゾーンが内在していないか
・一度バラして処理単位でまとめられないか


本の内容はQ&A方式で論理的思考を学んでいきます。CPU、メモリ、並べ替え、行列、画像処理などのアルゴリズムを現実世界に置き換えてわかりやすく表現してくれてます。

例えば初っ端のQは

Q.「風が吹くと桶屋が儲かる」とは慣用的によく使われる言葉ですが、
 これが正しいことを証明してください。


因果関係を考える上で有効な質問だと思います。

ほぉ、と思ったのが名刺の整理方法。名刺を50音順や会社名別で分けるのではなく
使った名刺を一番上に置いておくという重み付けを行うことによって重要な名刺が上にくるという方法。ああ、確かにメモリの処理はそうやってるなぁ。

あとは会社の仕事で海外のお客を接待することになった場合どうすれば最高のおもてなしをすることができるか?


という問題。


・・
・・・

・・・・・
チーン

交通、宿泊、食事、観光旅行などさまざまな分野で詳しい人に聞けばいいんです!!

自分で調べるのもいいけどこれが一番確実。要するに自分は”誰がある特定の分野のスペシャリスト”かを知っておけばいいんです。そう考えると人脈って大事だなぁと改めて実感することができます。

このように、コンピュータのアルゴリズムをわかりやすく説明してくれてます。コンピュータは2進数、0と1のみ、で判断されるため曖昧さというのを許してはくれません。問題をはっきりさせることでグレーゾーンをなくし、因果関係を整理し、処理単位でまとめ、数値化することで最短・最速で答えを導き出せるのではないでしょうか。要はいろいろな考え方を身につけようということです。

そのために私は日々本を読んでいるわけです。
(それだけではないですが・・・)
【2004.12.03 Friday 00:32】 author : bookvader
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大前 研一 - 質問する力



以前紹介したこどもニュース的な視点を持っています。
常識にとらわれることなく、また新聞が言っていること、
評論家、政治家が言っていることに対して質問してみよう。
という観点で書かれています。
そうすることで問題の本質が見えてくるというのです。

目から鱗だったのが道路公団民営化について触れている件です。
”民営化する→民間会社になり収入が必要
→高速道路は会社が存続する限り料金を徴収する。”
なんてこった、そもそも民営化する意味すらないじゃん。
民営化して50年かけて今の負債を返済しても、漸くトントン
じゃあ会社としてやっていけんわな。

で、著者がどんな方向で解決に向かえばいいかと問われたら
「プレート課税」を提案してます。
一般車には年間1万、タクシーは10万、トラックは30万を取れば
13年で完済できるらしい。
確かにお盆と正月に田舎に帰るだけでも高速道路代金だけで2万は
かかるので全然問題ないように思えます。
この案を適用した瞬間から料金所撤廃、13年後にはまさしくフリーウェイ
となります。道路の保守、修繕は税金から賄えば大丈夫らしい。

質問するだけならできるけど著者のように煌く解決策はなかなか出てこない。
なんにせよ情報に対して無碍に受け入れず、一旦脳内で考慮しないと
いつまでたっても人から騙される人間になってしまうと実感します。
【2004.08.31 Tuesday 01:34】 author : bookvader
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