読書レビュー。週に1〜3冊は読書をしていて、ストーリーやら感想などを忘れないうちに書いておこう。
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【2007.08.23 Thursday 】 author : スポンサードリンク
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篠田 節子 - レクイエム(1999)


ストーリー7
衝撃度5
感情移入1

タイトルから想像が難くないように死にまつわる短編集です。
現実と虚構の隙間に潜む物語です。

gooの辞書によるとレクイエムとは、
(1)カトリック教会で、死者のためのミサ。死者が天国へ迎えられるよう神に祈る。典礼文の入祭文がレクイエムで始まるところからいう。
(2)死者の鎮魂を願う入祭文を含めて作曲した、死者のためのミサ曲。鎮魂曲。鎮魂ミサ曲。

一体著者は誰のためのレクイエムでしょうか。
鎮魂を願うどころか全く救いのない話が多いです。

特に、幼児虐待話の「コンクリートの巣」は全くもって救われない、というか絶望しか見えないです。
希望が見えるものとしては、バブルの頃に戻りたいと願う一発逆転話「帰還兵の休日」くらいでしょうか。

バブルの浮き沈みを描いた「ニライカナイ」、迷路のようなマンションに閉じ込められる「コヨーテは月に落ちる」は不思議な物語です。

主人公は中年の女、男なので全くもって感情移入はできません。
ただ短編、かつ文章が読みやすいのでスラスラと読破できます。
30〜40代の人には面白いかもしれませんね。
【2004.09.01 Wednesday 22:44】 author : bookvader
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【2007.08.23 Thursday 22:44】 author : スポンサードリンク
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