タモリ、柳美里、立川談志、北野武、ダニエル・カール、荒木経惟、松本人志との対談集です。
明らかに柳美里だけ浮いている。しかし、この対談は凄い。赤塚不二夫とまともにやり合っているのは立川談志のみ。酒を飲みながらグダグダとあることないことをしゃべり倒す。
タモリを発掘したのが赤塚不二夫なんていうのは知らなかった。そしてタモリの若い頃の無茶苦茶な話も楽しく読めた。即興で何でもできちゃうとか、一度見たものはすぐに吸収しちゃうとかはタモリの才能だ。今はタモリが一番輝いているのはタモリ倶楽部のみだが・・・
ダニエルカールに対しては「おまえらアメ公に負けたのが悔しい」なんて本音トーク。いいねぇ、こういった本音が聞きたかったよ。
普段のテレビとは全く違った面を見せてくれるのがこの本の面白いところです。昭和中期の日本を知らないあなたにお勧めの一冊です。
赤塚 不二夫
メディアファクトリー (2000/01)
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うーむ。そうか。それでいいのか。

花のように