読書レビュー。週に1〜3冊は読書をしていて、ストーリーやら感想などを忘れないうちに書いておこう。
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【2007.08.23 Thursday 】 author : スポンサードリンク
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岡田 益吉 - 日本陸軍英傑伝
岡田 益吉 - 日本陸軍英傑伝

大東亜戦争での日本陸軍の英傑10人を、当時毎日新聞の記者だった
著者が実際にインタビューした生の声を含んでリアルに綴っています。
天才というのは軍に多数集まっていたのであったと実感します。

教科書なんかには載っていない歴史があります。
大本営が無能であったのに、この天才達のおかげで惨敗を免れたものです。

永田鉄山(陸軍省軍務局長)
栗原忠道(硫黄島守備兵団長)
牛島満(第三十二軍令官)
阿南惟幾(陸軍大競巨)
本庄繁(関東軍司令官)
山下奉文(第十四比島方面軍司令官)
本間雅晴(第十四比島方面軍司令官)
小畑敏四郎(陸軍参諜本部第三部長)
石原莞爾(陸軍参謀本部作戦部長)
根本博(北支那方面軍司令官)

この中で印象が残っているのが、フィリピン軍司令官の本間雅晴中将です。
悲劇の将軍だからでしょうか。電車の中で読んでいて思わず泣けてきました。

GHQのマッカーサーがフィリピンで本間中将に負けて、オーストラリアに
敗走したことが極東裁判で東條英機(陸相)、嶋田繁太郎(海相)に次いで
本間中将のリストを作成しています。完全に復讐ですね。

”バターン死の行軍”という事件があります。
バターン島に攻め込んでみたらマッカーサーは逃げていて、司令官が
捕虜になったら米軍+フィリピン兵7万5千人が投降しました。
日本軍の2倍以上の捕虜をどうしろというのでしょうか。
そんな食料もあるはずもなく、鉄道のある60km離れたところまで
歩くことになったのです。敵兵がすでに栄養失調、過労、マラリアの
状態だったのが行進の途中で多数の死者を出してしまった悲劇です。
これが死の行進と呼ばれました。
「バターンを奪回せよ」なんて映画も1944年にアメリカが作っています。

この責任のため極東裁判で本間中将を銃死刑にしたのは全くもって許し難いです。フィリピンでの裁判では富士夫人が法廷でこう証言しました。
「もし私の娘を嫁がせる場合には、私は本間のような男性を選ぶでしょう。私は本間雅晴ほ妻たることを誇りとします。また、本間のような男性に私の娘を嫁がせることを誇りとします。」
しかし夫人の証言も虚しく、処刑されることになります。
最後の手紙には妻への感謝と孫の顔が見れなくて残念だと綴ってあります。

石原莞爾、根本博にも非常に興味が湧いたのでまた別の本を読んでみます。
いやぁ、奥が深いっす。
【2004.09.14 Tuesday 23:18】 author : bookvader
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【2007.08.23 Thursday 23:18】 author : スポンサードリンク
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